どこからが薄毛なのか

一口に薄毛と言っても人それぞれの感触やニュアンスでその症状は大きく異なります。
医学的にもどこまでが正常でどこからが薄毛なのかは一概には定義できないところがあるのは事実です。
また、本人の主観も大きく関わってくることから、自分で大丈夫だと思っていても他人から見て薄毛に見えたり、あるいはその逆も然りです。

本人が気付きにくい薄毛

そんな中、薄毛治療専門クリニックでは、これまでの研究で培った評価基準を用いて7段階に分類する方法がとられています。
まずは額がやや後退したかなと言った具合が第一段階にあたり、次に頭頂部のつむじあたりが薄くなってくるのが第二段階、それから両者の症状が徐々に拡大してくるのに合わせて段階が引き上げられていきます。
このように医師の目によって客観的にレベル分けすることによって、患者自身が今どの地点にいるのかを明らかにする分けです。
ただし、個人で薄毛か否かを特定する場合にはこう言った客観的な見方は意味がありません。
あくまで主観も交えた上で、どういったポイントを踏まえて薄毛の可能性を実感した方がいいのかが重要となります。
その目安になるのはやはり抜け毛の多さです。
洗髪時や朝起きた時の枕などにどの程度抜け毛が生じているのかをチェックした上で、その分量が日増しに増えているようであれば薄毛の可能性が大きいということです。

また、頭髪の毛質の変化で抜け毛に至る以前にも兆しはあります。
これまで健康的に思えていた毛髪が次第に柔らかく、コシが無い状態になってきたなら薄毛の前兆です。
さらに水分や栄養分が足りていないようなゴワゴワした感触が顕著になってきた時には、それもまた頭髪が抜け落ちる前のサインと言えるでしょう。
こう言った状態を常に把握した上で、できるだけ早くケアしてあげることで症状は改善できるはずです。

システイン不足やアフロなどの髪型は薄毛になりやすい

男性型脱毛症は思春期を過ぎたころからあらわれはじめ、徐々に進行して行ってしまう人も多いため、対策は早めに行っていくことが求められます。
薄毛で悩んだら治療薬を使う方法があり、薄毛の原因のひとつであるホルモンバランスの乱れは、治療薬を用いることである程度制御することが可能で、徐々に発毛サイクルも元通りになっていきます。

また、薄毛の原因が男性型脱毛症ではなく、栄養不足によってもたらされている人もいます。 栄養不足の男性 髪の毛を構成しているアミノ酸の中に、L-システインがあります。
この成分は髪の毛だけでなく、皮膚や爪などにも必要であり、肌のメラニン色素の抑制や代謝にもかかわりがあります。
体が疲れていて代謝機能が低下してくるとL-システインが大量に消費されますし、日焼けなどでメラニンが体内に増えた場合にも使われます。
さらには、飲酒などによって体内にアセトアルデヒドが発生すると反応し、無害化する作用があるため、日常生活の中で消費が激しい栄養素といえます。

体は生きていくために重要なところから修復が行われるようになっているため、普段から無理な生活習慣を行っている人はL-システインが不足して髪の毛まで中々成分が行き届かなくなってしまいます。
このため、サプリメントなどで必要量を補っていくと改善する期待が持てます。

アフロなどの髪の加工は髪を傷めやすく、修復にたくさんの栄養成分が自然と使われます。
また、形を崩したくないからとシャンプーなどを疎かにしてしまうと、頭皮に汚れが溜まり炎症が起きやすくなります。
皮膚への刺激が少なくなり血流が滞ったり、頭皮が硬くなることもあるため、アフロにした場合には丁寧なケアが必要です。
アフロなど髪の毛に影響を与える髪型を長年続けていても男性型脱毛症とは別に薄毛になっていく可能性があるため、たまには休ませて一般的な髪型にする時期も設けたほうが無難です。

毛量と黒髪をどうやって維持する?

日本人の黒髪は、外国の人から美しいと思われています。
最近は、男女を問わず、ブラウンやダークブラウンに染めている人も少なくありません。
しかし、一貫して黒髪を維持している人も多いです。
薄毛を気にする方は黒髪のほうが毛量が多く見えるため黒髪にしたがるでしょう。

美しい黒髪を維持するためには、頭皮の健康が重要です。
頭皮の状態が悪いと、髪の毛の質にも影響が出てくるので、日頃から頭皮のケアを怠らないことが大切なのです。
加齢による白髪の増加を食い止めることも重要でしょう。
髪の毛は三層に分かれていますが、外側にあるキューティクルが剥がれてしまうと、艶のない髪の毛になってしまいます。
ダメージが進行すると、キューティクルは完全に剥がれてしまい、枝毛や切れ毛の原因にもなります。
髪を洗った後に、タオルでゴシゴシと髪を拭く人がいますが、強い力をかけて拭くと、キューティクルにダメージを与えてしまいます。
ですから、タオルで髪の毛を拭くときは、タオルに水分を吸収させるようにして擦らないようにします。

髪の毛は、ケラチンというタンパク質で構成されています。
ケラチンは、熱にとても弱いのです。
ですから、ドライヤーを使うときは、20センチ以上離して使うか、低温ドライヤーを使うようにします。
低温ドライヤーを使う女性 年齢を重ねると、多くの男性が気にするようになるのが、頭頂部の薄毛です。
一般的に、頭頂部は毛が細いのです。
頭頂部は、男性ホルモンの影響を受けやすい部位で、しかも毛細血管が少ないので、薄毛になりやすいという条件が揃っているのです。
薄毛を防ぎ、健康な黒髪を維持したい場合は、育毛剤も有効です。
髪を洗った時や、ブラッシングをしている時に、髪の毛がたくさん抜けることがあります。
しかし、1日100本くらいなら問題はありません。
1日200本以上も髪の毛が抜ける状態が続くようであれば、病気の可能性もあるので、早めに医療機関で診察を受けた方が安心です。